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シゲと祐子の物語 10






祐子目線








なんであたし、シゲに抱きついてんだ?






てか、シゲも!!





なに、ギュッって抱きしめてんだよ?





てか、あたし・・・・・シゲ相手にドッキドッキしちゃってるのはなぜ?





おふざけ仲間のシゲにドキドキするなんて!!




あたし、今、おかしいから!!




おかしいだけだから!!




1人で何かに言い訳するかのように心の中で叫んでいると、シゲが体を離しながら言った。





「あいつら、お前に気づかないで通りすぎて行ったぞ」




え?




「抱き合ってるだけで、気づかないもんなんだな」




え?




「てか、祐子に抱きつかれるとは思わなかったな」




は?




「感謝しろよ~?カップルのふりしてかくまってやったんだから」




「・・・・・・・・・・・・・」







ようするに。





さっきのナンパ男たちから助けてくれたと。




間違っても、さっき抱きしめたという行為は恋とかそういうものとは関係ないと。




「・・・・・・・・・・・・」




てか、違うし!!




がっかりしてないし!!




ドキドキしたのだって、別にシゲにしたんじゃないし!!




走ったからだし!!







あたしがシゲを意識するとかありえないし!!

















ムキになって否定している祐子だけど、少し何かが芽生えたような高校最後の夏でした。















***おわり***


























第1部終了です。
あ。
第2部があるんだー(笑)
あるらしいです。
2人をくっつけるために書き始めたものですからね(笑)
月1ペースで書けるように努力しますので、よろしくお願いします!!

ではでは。















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シゲと祐子の物語 9



祐子目線








あ~あ。




やっぱ、ヤバイ感じ?





連れて行かれたひとけのない岩場。





仲間と思われる男が3人。





でも・・・・・。3人だし?





なんとか逃げられそう?






「このオネエチャン、1人でつまんなそうだったから遊んであげようぜ」





あたしに声をかけてきた男がニヤニヤ笑いながら言った。




仲間もニヤニヤしてて気持ちわる~!!




近づいてきた1人を思わずおもいっきり蹴ってしまった。




「この女ぁぁぁぁ!!」




他の男たちが怒ってあたしを捕まえようとするけど、あたしだってそうそう捕まるわけにはいかない。




足には自信ある。




あたしは砂に足をとられながらもとにかく逃げた。






「祐子!!」





もうすぐ人がたくさんいる海水浴場に着くってところで、シゲに呼び止められた。




「シゲ?」





なんで、こんなところにシゲがいるの?




さっきまでナンパされてたじゃん。




本読んでたじゃん。





なんで・・・・・。




なんで、あたし・・・・・・。













シゲに抱きついてんだ?

























シゲと祐子の物語 8




シゲ目線







あれ?




さっきまでベンチに座ってジュース飲んでた祐子がいない。




ちょっと辺りをキョロキョロとしてみる。





「・・・・・・・・・・」





ナンパされたのか・・・・・。




男に手を握られて歩いていく祐子を発見。




まぁな。




あいつ、ナンパされたかったわけだし?




あいつの望んでたことだし?




よかったじゃん。




オレは隣で話しかけてくる知らない女を無視して、読んでいた本に目を落とした。









「・・・・・・・・・・・・」









祐子の行った方向って・・・・・・。





あの先は確か・・・・・海水浴場じゃなくて、ひとけのない岩場だよな・・・・・。





カップルなら人の少ないとこでいちゃいちゃしたいよな・・・・。




別に?




オレには関係ないけどさ。




それに祐子だし?




何かあっても無傷で帰ってきそうだし?




助けとか?




助け?




なんでオレが祐子の助けに?




そんなの必要ないだろう。







そんなこと考えながらも、なんとなく嫌な感じがしてならなかった。























シゲと祐子の物語 7






海の家でジュースを買って、お店の前のベンチに座った。






ジュースを飲みながら、イライラの原因のシゲのことを思い出す。




なんで、こんなにシゲにイライラしなくちゃならないの!?




シゲがナンパされていたって、あたしには関係ないじゃん!!




・・・・・・・・・・・・・・。





う~~~~~~





やっぱ、イラつく!!











持っていたジュースをズゴーっとすすって、ため息をついた。






「かーのじょ♪ため息なんてついちゃって、どーしたの?」






「・・・・・・・・・・・・・・」






見るからに軽そうな男。



顔は、結構いい感じ。






「1人?お友達は?」





「・・・・・・・・・・・・・・・・・」







なんだかなー。




あれだけナンパされてもいいって思っていたのに・・・・・・。




せっかくナンパされてるのに。




答えるのも面倒になってる。











「オレたちと遊ぼうよ」





男はあたしの手を掴んで歩き出した。





オレたちって?




他にもいるの?




掴まれたままなんとなくついてきちゃったけど、




まずかったかな・・・・・・?


























シゲと祐子の物語 6




あーーー!!

ムカツク!!

シゲのくせにー!!

ナマイキなんだよー!!



あたしだって、ちょっと本気出せば、すぐナンパだってされちゃうんだから!!

見てろよー!!




あたしは「休憩!!」って叫んで、その場を離れた。












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